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介護美容研究所の在校生・卒業生のリアルな口コミを詳しく紹介!

中世古祐里

「介護美容について学べる介護美容研究所って、どんな学校なんだろう?」
「興味はあるけれど、まずは実際の評判や口コミを知りたいな」

介護美容とは、美容を通じて高齢者や障がいを持つ方へ心身のケアを施すことをいいます。
そんな介護と美容それぞれの業界で必要となる知識や技術を学ぶことができる日本初の専門スクールが「介護美容研究所」です。

本記事では、受講生や卒業生へのインタビューや口コミも交えながら、介護美容研究所の魅力について余すことなく紹介します。

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目次
  1. 介護美容研究所とは
  2. コース紹介
  3. データで見る介護美容研究所
  4. 受講生にインタビューしてみました
  5. 卒業後の選択肢
  6. 卒業後の活動は?卒業生にインタビュー
  7. スクール卒業生も登録できる「ケアスウィート(care sweet)」とは?
  8. 介護美容に興味を持ったならまずは資料請求、無料説明会も実施しています

介護美容研究所とは

冒頭でも少し触れましたが、介護美容研究所は高齢者へのヘア・メイク・ネイル・トリートメントなどの施術技術を修得することができ、卒業後は高齢者向け美容サービスを専門とした「ケアビューティスト」になれる唯一のプロスクールです(2024年10月現在)。

現在は東京校・横浜校・名古屋校・梅田校(大阪)・心斎橋校(大阪)・福岡校の6拠点で開校しており、これまでに輩出したケアビューティストは2,000名以上。(2024年10月現在)
また、現場実習を通じた実践的なスキルや経験を学べるほかにも卒業後の転職サポートも行っており、ただ学ぶだけでは終わらない点も大きな魅力です。

コース紹介

現在、介護美容研究所では「ケアビューティーコース」「訪問美容コース」2つのコースを展開しています。
ここでは、それぞれのコースでの学習内容について紹介します。

ケアビューティーコース

ケアビューティーコースは、メイクやネイル、アロマ、タッチケアといった、介護現場で高齢者の方へ行う美容スキルが習得できるコースで、次の4つに分かれています。
このうち、3ヶ月コースは既に介護士や看護師としての勤務経験がある方を対象としており、そのほか3つのコースに関しては未経験者でも受講が可能です。

  • 1年コース(ケアビューティーマイスター専攻)
  • 8ヶ月コース(ケアビューティースペシャリスト専攻)
  • 6ヶ月コース(ケアビューティスト専攻)
  • 3ヶ月コース(ビューティーケアワーカー専攻)

1年コース(ケアビューティーマイスター専攻)

1年コース(ケアビューティーマイスター専攻)では、業界をリードするワンランク上の人材となるための知識・スキルを極めることのできるカリキュラムを実施しています。
介護美容に関して包括的に学ぶことができ、卒業後はケアビューティストとしてトータルビューティーの施術提供が可能となります。

なお、6ヶ月以上の通学コースでは、ビジネスとして展開できるように、介護施設で美容ケアを導入してもらうためのノウハウやテクニックを習得することができます。
これにより、卒業後はメイク・ネイル・エステ・フットケア・アロマといった美容ケアを行うケアビューティストとして、ダブルワーク・ギグワーク・独立など、さまざまな働き方が可能となります。

8ヶ月コース(ケアビューティースペシャリスト専攻)

8ヶ月コース(ケアビューティースペシャリスト専攻)は、より高度な介護美容の知識や技術を身につけたスペシャリストを目指す方を対象としたコースです。
介護美容に関する基礎知識のほか、「美容心理学」「介護美容コミュニケーション」など、幅広い選択科目からご自身の関心が最も高いものを1つ選んで学ぶことができます。
専門知識やスキルを深めることで、卒業後は中長期にわたる美容プログラムを提案できる、介護美容のスペシャリストとしての活躍が期待できます。

6ヶ月コース(ケアビューティスト専攻)

6ヶ月コース(ケアビューティスト専攻)は、ケアビューティストという強みを作るとともに、ビジネスのノウハウ習得することを目的としたコースです。
実際に介護施設でレクリエーションを行う際の企画・運営手法を学ぶことができ、未経験からでもプロとしての第一歩を踏み出せるようになります。

3ヶ月コース(ビューティーケアワーカー専攻)

3ヶ月コース(ビューティーケアワーカー専攻)は、既に介護士や看護師としてのキャリアがあり、「ケアビューティスト」としてスキルアップ(キャリアアップ)を目指す方を対象としたコースです。
このコースでは、ケアビューティーの基本からケアメイク・ケアエステ・ヘアスタイリングをはじめ、高齢者の身だしなみを整えるうえで求められる美容スキルの基礎を習得することができます。
卒業後は、美容介護士/看護師として日々の業務に美容施術を導入できるようになります。

詳細については、こちらのページも参考にしてください。

訪問美容コース

訪問美容コースは、美容師としての勤務経験があり、訪問美容の技術を習得したい方を対象としたコースです。
このコースでは、次の4つの講座を展開しています。

  • 訪問美容テクニック講座
  • 経営開業ビジネス講座
  • 介護職員初任者研修講座
  • 基礎テクニック講座

高齢者向けのカットテクニックやコミュニケーションスキルといった訪問美容サービスの流れを、座学と現場実習を通じて学ぶことができます。
また、訪問美容に特化した「介護職員初任者研修」取得講座もあり、資格取得後は要介護者への施術を行う際の移動・移乗を現場でスムーズに行えるようになります。

ほかにも、介護施設への営業方法やプレゼンテーションの方法、契約書や同意書作成といった、ビジネスシーンで必須のテクニックを学べるのもこのコースならではの特徴です

卒業後は、介護施設や自宅で寝たきりの高齢者の方へ、高齢者特有のニーズに寄り添いながらカット・カラー・パーマの施術が可能となります。

詳細については、こちらのページも参考にしてください。

受講料金

介護美容研究所では受講料金の分割払いも対応しており、月々1万円~2万円程度のお支払いから通学することが可能です。
受講するコースや組み合わせによって総額が変わるため、受講料金の詳細を知りたい方はこちらのページよりお気軽にお問い合わせください。

データで見る介護美容研究所

介護美容研究所へのお問い合わせ件数は2021年から2023年間で2.4倍も増加。
年間を通じておよそ5万件ものお問合せをいただいています。
また、2024年には約1130名もの方が介護美容研究所へ入学しており、幅広い年齢や職業の方がケアビューティストになるための第一歩を踏み出しています。

なお、こちらのページでは男女比や受講生の職業・年齢、クラスの雰囲気、通学時間など、スクールの雰囲気や受講生について詳しく紹介しています。
ご自身が通学する際をイメージしながら、ぜひ参考にしてください。

受講生にインタビューしてみました

ここでは、実際に介護美容研究所に通う受講生へのインタビューをご紹介。
介護美容研究所への入学を決めたきっかけや、実際に受講してのリアルな感想・口コミをのぞいてみましょう。

川田ちひろさん(東京校)|介護・美容未経験からのスタートだったけれど、入学してからでも遅くない!

入学を決めた理由:
「祖母がアルツハイマー型認知症になったこと」「もともと美容というジャンルに関心があった」という状況がベースにあったところに偶然、SNSの広告で介護美容研究所の広告が流れてきたのがきっかけです。
「こんなにもやってみたいと思えることはないよな」と、ほぼ直感で入学を決めました。

入学後の感想:
(介護美容の)技術を学び・身につけることは大変ですが、クラスメイトがいるおかげで頑張ろうと思え、入学して本当によかったです。
私自身も介護や美容の仕事をしていたわけではありませんが、同じような境遇の方でも挑戦できますし、これからでも介護美容を仕事にすることは十分可能だと思います。

金城絵理さん(大阪校)|家族からの応援が、私の新しい道を開いてくれました

入学を決めた理由:
「ママにめっちゃ向いていると思う」
「人生一度きりなんやから、学びたいと思うことを学んでおいで」
と、家族から背中を押してもらったことが入学を決めたきっかけです。
特に主人からは、「これからの時代、介護美容は絶対に必要になってくると思うから、どうせ学ぶのであれば早いほうがいいよ」と言ってくれたこともあり、覚悟を決めました。
現在は、三重県から大阪校へ通学しています。

矢田美里さん(名古屋校)|新幹線通学で通った6ヶ月間。通うだけの価値があった、入学してよかった

入学を決めた理由:
もともとリハビリの仕事をしており、療養病棟での勤務経験がありました。
その後、家庭の事情でデイサービスに転職したところ、(これまで勤務していた療養病棟とは異なり)自立度が高く、身なりをきれいに整えている方の多さに驚きました。
「そんな方々の生活を維持してあげたい、寝たきりになることを防ぎたい」という想いが強く、介護美容研究所への入学を決めました。

入学前に不安だったこと、今後の夢や目標:
学費に加えて(新幹線通学のため)交通費がかかることから、相応のお金を払ってでも学ぶ価値があるのか、半年間という短い期間で介護美容について学びきることができるのか、当初は不安があったのが正直なところです。
ただ、実際には十分すぎるほどのさまざまなことを教えていただいたと思いますし、入学を決めただけの価値はあったと感じています。
今後は、介護美容を通じて静岡市を盛り上げていきたいです。

大嶋万紀さん(東京校)|入学前に転職サポートを利用し、特養併設のデイサービスへ

入学前に介護施設へ転職:
もともと看護師として夜勤が多い職場に勤めていましたが、介護美容研究所への入学を機に通学しやすい環境と生活リズムを整えたいと考えていました。
そこで、スクールの転職サポートサービス「B&Cキャリアパーク」を通じて、ゆくゆくは介護美容を導入できる介護施設へ転職しました。
職場の方々からの理解もあり、レクリエーションの一環として介護美容を取り入れることができています。

今後の夢や目標:
看護師として25年間働いてきたキャリアと、いま現在学んでいる介護美容の知識・技術を組み合わせて、“私にしかできない介護美容”をやっていきたいです。
(介護美容を通じて)きれいになってもらい、笑顔になってもらうことで「もっと頑張りたい!」と前へ進めるようなお手伝いをしたいと考えています。

吉田成美さん(福岡校)|後回しをやめて一歩を踏み出したら、強い自分に出会えた!

入学してよかったこと:
(これまでは)自分のやりたいことを後回しにしがちでしたが、介護も美容も未経験の状態でスクールに入学し学びを深めていくなかで、一歩を踏み出すことができた自分への強い自信を感じられるようになりました。

今後の夢や目標:
介護関連の仕事で経験を積みながら、まずは自分が住んでいるところで介護美容を発信していきたいです。
最終的には、ケアビューティストとして活動していきたいです。

もしケアビューティストでなかったとしても、何も強みがなかった自分がやりたいと思ったこと(介護美容)に飛び込んだ経験や活動を通じて、誰かにとって「こんな風になりたい」と思ってもらえるような人になりたいです。

卒業後の選択肢

介護美容研究所を卒業すると、具体的にどのような選択肢があるのでしょうか。

ビューティケアワーカ―として就職

まず、ミライプロジェクトが運営する「B&Cキャリアパーク」を活用し、介護美容を導入・あるいは導入を検討している介護施設などに就職するという方法があります。
B&Cキャリアパークでは、日本全国の提携介護施設・医療機関から、ご自身の希望条件にあった就業先紹介のほか、スキルアップのためのセミナーや講習、定期的なカウンセリングなどの手厚いサポートを展開しています。
これにより、介護職や看護師として働きながら、ビューティケアワーカ―として介護美容の活動を職場内で実現することができます。

ケアビューティストとして活躍

「週1~3回程度、午後だけ働きたい」などとライフワークバランスを重視した働き方を目指したい方や、ほかの仕事と並行して副業で介護美容の仕事をしたい方であれば、ケアビューティストとして活躍するという方法があります。

働き方を自分の裁量で決められるため、フリーランスや個人事業主、個人サロンの開業、会社設立などの多様な働き方から最もご自身に適したワークスタイルを叶えることが可能です。

個人的なスキルアップ

ここまで紹介した就職・起業に限らず、次のようにご自身の個人的なスキルアップを目指すという道もあります。

  • 今の仕事に役立てたい
  • 自分の身の回りの高齢者に提供したい
  • ボランティア活動がしたい

このように、スクールで得た介護美容の知識・技術を仕事だけではなく、ボランティア活動やプライベートなど、公私ともにさまざまな場面で応用させることができるでしょう。

卒業後の活動は?卒業生にインタビュー

ケアビューティストを目指している方にとって、実際のところ卒業後にケアビューティストとしてどのような活動をしているのかは気になるところかもしれません。
ここでは、介護美容研究所の卒業生へのインタビューをご紹介!
ご自身が思い描く理想の姿へのヒントが見つかるかもしれません。

吉村八重さん(大阪校)|繋がりを活かして介護美容一筋に。医療現場でも活躍中!

卒業後の活動について:
「ケアスウィート」で9件契約しているほか、先輩方や知人から声をかけてもらい単発での仕事を受けることもあり、ケアスウィートだけで月10〜13回ほど稼働しています。
人の笑顔を見るのが好きなので、(利用者さまの)笑顔が見られると私のパワーにもなります。

また、透析クリニックでのフットケアでは、患者さん本人や看護師さんがチェックしきれないような傷が足裏などにないかを注意を払って見るようにしています。
(糖尿病の方にとっては)ちょっとした傷が命取りになることもあるため、足の爪だけではなく隅々を気にかけるよう意識しています。

印象に残っているスクールでの出来事:
アセスメントプロジェクトで出会った方が印象に残っています。
その方は化粧道具一式を含め、自身の荷物をほとんど処分された状態で介護施設への入居されたようで。
ただ、美容ケアを通じてその方の表情が変わって堂々としている姿を見て、美容ケアの大切さを改めて感じました。

米田美穂さん(大阪校)|夢も家族も大切に、介護美容で充実した毎日に!

卒業後の活動について:
午前中はサロン経営をし、午後からは施設などへの訪問美容を行っています。 
当初は卒業後にフリーランスで活動するつもりでいましたが、「せっかくならば、さまざまな方に対応できるメニューを提供したい」という想いからエステサロンをオープンしました。

営業は全くの未経験でしたが、名刺とイベントのチラシを持って近隣の施設や事業者に営業をかけていき、現在はレクリエーションの代行も行っています。

3人の子どもがいるので、子どもを幼稚園に見送った朝9時〜午後3時までを“私のゴールデンタイム”と決めて仕事をしています。
自分が本当にやりたいと思えるケアビューティストの仕事を、子育てともちょうどよいバランスで専念できているなと感じています。

受講しようかを迷っている方へ:
介護美容の道に進むことを決めて、自分の夢も家族の幸せも諦めなくていいし、今が人生で一番充実してるって思います。
自分の望む理想の生活が手に入るかどうかは自分自身だと思いますが、さまざまな年代やバックグラウンドを持つ仲間との出会いだけでも刺激をもらえます。
もし仮に(介護美容で)芽が出なかったとしても、失うものは何もないと思います。

佐藤まどかさん(福岡校)|家事と勉強の合間に、自分らしい働き方を実現。迷っている人の背中を押してあげたい!

業後の活動について:
卒業後は「ケアスウィート」から紹介していただいた施設と、人から繋いでいただいた施設、自分で契約させていただいた施設のほか、個人の方への訪問美容を仕事にしています。

(勤務時間に関しては)個人の方から午前中に依頼が来る場合があるものの、ほとんどが午後からなので、午前中は家事や勉強時間に充てることが多いです。
家のこともしながら好きな働き方ができているうえ、利用者さまだけではなく、周囲の方にも喜んでもらうことができているのですごく楽しいです。

実際に通ってみての感想、通学を迷っている方へ:
介護未経験だったので、初めて聞く言葉がほとんどでした。
ただ、私のクラスは医療従事者や介護現場で働いてる方が多かったので、わからないことがあるたびに先生だけではなく、クラスメイトにも聞きまくっていました。
すぐに質問できる環境があったので、特にその点は恵まれていたと思います。

美容の施術を通じて利用者さまが変わっていく様子を見ているからこそ、「やっぱりスタート切ってよかったな」と思うので、迷ってる方の背中を押してあげたいです。

こうあゆみさん(東京校)|介護士からケアビューティストの道へ。需要の高まりを実感する日々

卒業後の活動について:
自分なりにルールを決めて、平日は介護美容に専念し、そして土曜日・日曜日は子育てに時間を使っています。
スクール卒業前から活動を始め、現在は介護施設のレクリエーションとしてエステ、ネイル、メイク、アロマを使ってケアビューティストとして活動しています。

これまで介護士として仕事をしていましたが、当時と比べて短い時間(1〜3時間程度)で働くことができるので、体力面でも楽になったうえ子育てとも両立できてすっごく楽しいです!

利用者の中には、家族やパートナーへ介護美容をプレゼントする方も増えてきており、(契約している会社さまからも)「需要があるからもっとやってほしい!」と、言われることもあります。

豊田あきこさん(東京校)|介護美容1本で生きていく!ボランティア活動が教えてくれた、美容が持つ本当の力

卒業後の活動について:
「ケアスウィート」のほか、個人のお客さまに訪問で伺ったり、高齢者住宅に赴いて施術を行ったりしています。
介護美容が少しずつ認知されつつある実感があるので、このまま介護美容一本で続けていきたいと思っています。

また、仕事と並行してボランティア活動も行っており、“高齢者に対する美容”という瞬間が常に私の生活の一部になっています。
中には泣いちゃう方もいて、(つられて)私もうるうるすることもあり、お互いに魂が震えるような瞬間がただ幸せだと思えるし、この活動はずっと続けていきたいと考えています。

実際にスクールへ通ってみて:
クラスメイトと熱海に卒業旅行へ行くほど、クラスにも恵まれました。
また、この学校を通ったことをきっかけに、自分のお役目が見つかったのですごく感謝しています。

下條晃代さん(名古屋校)|介護美容の仕事はウキウキでしかない!好きなことを仕事に、介護美容で新たな挑戦!

入学のきっかけ、卒業後の活動について:
もともと検査技師として働いていましたが、あるときスーパーで買い物をした際に「高齢者施設のメイクボランティアさん募集」というポスターを見かけて。
もともと自分の祖母や母へメイクをすることが好きだったことから、「好きだったことがまたできるなら…… 」と、興味を持ちました。
調べていくうちに、介護も美容も勉強でき、ボランティアではなく職業として活躍できる点に魅力を感じて入学を決めました。

卒業後は、「ケアスウィート」で紹介してもらった施設のほか、知人の施設を頼って体験会を定期的に開くこともあります。
当初はメイクや写真を撮られるのを嫌がっていたような方でも、いざメイクをするとテンションが上がってノリノリな様子を見ることができ、帰り道に「楽しかったな」と思えることを仕事にできているのはすごいと感じています。

これから受講される方へ:
(スクールで学んだことを)100%吸収することはもちろん、「どこで周囲との違いを出せるのか」を考えながら通った方が思います。
卒業後に「自分の強みって何だろう?」と考えるときが必ず来るので、それを考えながら受講すると授業の受け方も変わってくる気がします。

スクール卒業生も登録できる「ケアスウィート(care sweet)」とは?

ここまでで既に登場していますが、介護美容研究所ではスクール運営のほか、「ケアスウィート(care sweet)」という訪問美容サービスを展開しています。

ケアスウィートは、全国訪問理美容協議会が全面バックアップする訪問美容サービスのことで、要件を満たした介護美容研究所の卒業生が、技術者として登録することができます。

具体的には、「ケアスウィート」アプリから理容師・美容師・ケアビューティストなど、技術者と利用者のマッチングを実施。
介護施設や個人宅からの発注が入ると、技術者のもとへ予約情報や問い合わせ内容が届き、技術者がお客さまのもとへ向かい施術を行うという仕組みです。

例えば、ケアビューティストとして独立するのはまだハードルは高いと感じている方にとって、「ケアスウィート」というプラットフォームを通じて仕事を受注できるのは、介護美容を仕事にするうえで大きなメリットといえるでしょう。

収入の一例|ひと月に8日間活動されたAさんの場合

ケアスウィートの利用に興味はあるものの、どの程度の収入が見込めるかはやはり気になるところ。
一例として、ケアスウィートを利用してひと月に8日間活動されたAさんの収入例を表にまとめてみました。

収入の内訳
施設A(月2回)12,400円
施設B(月2回)14,000円
施設C(月1回)6,300円
施設D(月1回)15,400円
施設E(月2回)53,900円
合計(8日間)102,000円

労働時間は、1日あたりおよそ1時間から2.5時間程度。
この表からもわかるように、月8日間ほどの活動だけでも10万円ほどの収入になる場合があります。
また、単発だけではなく継続訪問の案件も多数あるため、ご自身の活動ペースに応じてさらなる収入も見込めます。

とはいえ、「時間とお金をかけてスクールで学んだ知識を、きちんと仕事に繋げられるのかな?」という不安は、少なからずあるかもしれません。

介護美容研究所では、卒業後にケアビューティストとして働くことを想定して、介護美容に関するスキルはもちろん、SNSの活用法や確定申告の方法などの実用的なカリキュラムも用意。
また、高齢者特有ケアの知識やコミュニケーションスキルも、豊富な現場実習を通じて現場のイメージを掴みながら体得することができます。
このように、スクールで得た介護美容の知識やスキルを、卒業後にそのままお仕事へと繋げられるサポート体制を整えているので安心です。

なお、ケアスウィートの詳細については、こちらのページをご確認ください。

介護美容に興味を持ったならまずは資料請求、無料説明会も実施しています

本記事では、受講生・卒業生によるインタビューやリアルな口コミを交えながら介護美容研究所についてご紹介しましたが、いかがでしたか?

介護美容研究所では、介護美容に興味を持ってくださった方を対象に、講座料金を含む詳細を掲載したパンフレットをお送りしています。

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こんにちは!私たちは「介護美容を広め隊」です! 介護現場での「美容」の力は、見た目を整えるだけではなく、その人の心や自尊心にも大きな影響を与えます。介護美容マガジンでは、介護美容の素晴らしさや可能性をもっと多くの人に知ってもらうべく、介護美容にまつわる情報や日々の気づきを発信しています。 私たちは介護美容を実際に取り入れている現場やスクールをサポートする側でもあり、業界のリアルな声や体験談をお届けできることが強みです。 とはいえ、堅苦しい話ばかりではなく、私たちが感じた「美容で高齢者を元気にする喜び」を感じられるような楽しい記事も書いています。読者の皆さんも、私たちと一緒に介護美容の未来を考えてみませんか? 【介護美容を広め隊一同】
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