ケアビューティストとは？仕事内容・資格・将来性をプロが徹底解説
介護職の転職、迷っていませんか？後悔しない考え方と選択肢
中世古祐里
「転職したほうがいいのかな」
「このまま介護職を続けていけるのかな」
介護職として働く中で、ふとこんな気持ちがよぎることはありませんか？
転職サイトを眺めてみても、しっくりくる求人が見つかるわけでもなく、
かといって「今すぐ辞めたいほどつらい」わけでもない。
それでも、体力や将来のことを考えると、このままでいいのか不安になる——。
もし今あなたがそんな状態なら、無理に答えを出そうとしなくて大丈夫です。
転職を決める前に、まずは自分の気持ちや選択肢を整理する時間を持つことも、大切な一歩です。
この記事では、介護職で転職を悩んでいる方が、「今すぐ決断しなくてもいい」と安心しながら、 これからの働き方を考えるヒントをお伝えします。
目次
介護職で転職を悩む人が感じやすい不安とは
介護職の転職に悩む理由は、人それぞれ違うようでいて、実は多くの方に共通しています。
体力的な不安
利用者さんを支える仕事は、年齢を重ねるほど体に負担がかかります。移乗や入浴介助などの身体的な負担に加え、夜勤や不規則なシフトによる生活リズムの乱れも、少しずつ体に影響してきます。
「今はなんとかできているけれど、この働き方を10年後、20年後も続けられるだろうか」
ふとした疲れや回復の遅さを感じたとき、将来への不安が現実味を帯びてくるのは、ごく自然なことです。
給与・生活面の不安
一生懸命働いても、生活に余裕が生まれにくい。
将来の貯蓄や家族のことを考えると、今の収入で大丈夫なのか不安になる方も少なくありません。
年齢を重ねたときの働き方
若い頃と同じシフト、同じ現場で働き続けられるのか。
キャリアの先が見えにくいことが、漠然とした不安につながります。
人間関係の悩み
介護の仕事は、チームで動く場面が多いからこそ、人間関係の影響を強く受けやすい仕事です。
価値観や介護観の違い、忙しさから生まれる余裕のなさ。
「本当はもう少し丁寧にケアしたいのに言い出せない」
「意見を伝えるたびに空気が気まずくなる」
そんな小さなストレスが積み重なり、気づけば心がすり減ってしまうこともあります。誰か一人が悪いわけではなく、余裕のない環境そのものが、人間関係を難しくしてしまう。
それが、「この職場を離れたほうがいいのかな」と考えるきっかけになることも少なくありません。
介護職で転職を考える人が増えている理由
「このままでいいのかな」「将来のことを考えると少し不安」
そんな、言葉にしづらい気持ちがきっかけになることも多いのではないでしょうか。
実際には、転職を考え始める理由は
「仕事が嫌になったから」
「介護が向いていないから」
といった単純なものばかりではありません。
多くの介護職の方が、曖昧で整理しきれない違和感を抱えながら、少しずつ“これからの働き方”を考え始めています。
仕事そのものが嫌いになったわけではない
「利用者さんと関わる時間は、今でも大切だと感じている」
「介護の仕事自体にやりがいを感じた瞬間も、たしかにあった」
そう思える一方で、ふとしたタイミングで「このままでいいのかな」と感じることはありませんか。
今はなんとかこなせていても、数年先の自分を想像したときに、急に現実味のある不安が出てくる。
それは弱さではなく、自分の人生をちゃんと考え始めたサインとも言えます。
仕事が嫌いになったわけではないからこそ、辞める理由をはっきり言葉にできず、余計に悩んでしまう。それは、とても自然なことです。
環境を変えたいのか、自分を否定したいのか分からない
転職を考えていると、「逃げたいだけなのかな」「この仕事を選んだ自分が間違っていたのかな」そんなふうに、自分を責めてしまうこともあります。
でも本当に変えたいのは、仕事そのものではなく、今の環境や働き方かもしれません。
それなのに、理由をうまく説明できないまま「辞める＝自分を否定すること」のように感じてしまう。
この状態が一番、心をすり減らします。
大切なのは、すぐに答えを出すことではなく、「何に一番つまずいているのか」を、ゆっくり整理していくことです。
「転職＝介護を辞める」と思っていませんか？
転職を考えたとき、「介護職を続けるべきか、それとも介護の仕事から離れるべきか」そんな極端な考え方に引っ張られてしまうことは少なくありません。
でも、その考え方が、かえって自分を追い込んでしまうこともあります。転職とは、必ずしも「これまでやってきたことを全部手放す」という意味ではありません。
介護職のキャリアは二択ではない
介護職のキャリアは、「続ける」か「辞める」かの二択ではありません。
同じ介護という領域の中でも、関わり方や働く場所、役割が変わるだけで、仕事の感じ方は大きく変わります。
現場を離れることがあっても、それは介護を否定することではなく、介護との向き合い方を変えるという選択のひとつです。
「今のまま続けるのは不安」でも「介護をすべて手放したいわけではない」そう感じているなら、二択以外の道を考えてみてもいいのではないでしょうか。
スキルや経験は、働く場所が変わっても消えない
介護の現場で身につけてきた力は、場所が変わったからといって、突然失われるものではありません。
例えば、
- 利用者さんとの関わり方
- 相手の表情や反応を見て気持ちをくみ取る力
- 安全に配慮しながら、その人らしさを守る視点
これらは、マニュアルだけでは身につかない、長い時間をかけて培ってきた専門性です。
介護の仕事を離れた瞬間に消えるどころか、むしろ別の形で活かせる場面も多くあります。
「辞めるか、続けるか」ではなく、「どう活かしていくか」そう考え方を少し変えるだけで、これまで見えなかった選択肢が、少しずつ輪郭を持ち始めます。
このあと、介護職の経験を活かせる具体的な仕事や働き方について、さらに視野を広げていきましょう。
介護職の経験は、どんな仕事・働き方に活かせるのか
介護職として積み重ねてきた経験は、現場での身体介助やケアだけに限られるものではありません。
日々の仕事の中で、 知らず知らずのうちに、たくさんの力を身につけてきたはずです。介護職の経験が活かせる仕事は、実は意外とたくさんあります。
例えば、
- 利用者さんやご家族の相談を受ける 相談員
- ケアプランを通じて生活を支える ケアマネジャー
- 必要な道具を提案し、暮らしを支える 福祉用具の提案・サポート
- 現場を支える 介護事務
こうした仕事は、介護の知識や現場感覚があるからこそ、理解しやすく、信頼されやすい仕事です。
そしてもう一つ、大切な視点があります。
それは、「利用者さんと直接関わりながら、現場とは少し違う形で介護に関わる仕事」という選択肢です。
介護の現場で大切にしてきた
- 相手のペースに合わせること
- 安心できる距離感をつくること
- その人らしさを尊重すること
こうした関わり方は、必ずしも“介助”という形でなくても活かすことができます。
「介護＝現場での身体介助」という考え方から、 少しだけ視野を広げてみる。それだけで、 これまで知らなかった働き方が、ふと目に入ってくることがあります。
そして近年、こうした“新しい関わり方”のひとつとして注目されているのが、「介護美容」という仕事です。
介護の経験を土台にしながら、利用者さん一人ひとりと向き合う別の形の仕事。次の章で、その内容をもう少し詳しく見ていきましょう。
近年注目されている「介護美容」という選択肢
介護職の経験を活かせる働き方を探していく中で、「介護美容」という言葉を初めて目にした方もいるかもしれません。
少し意外に感じるかもしれませんが、近年、介護の現場と深く関わりながら、別の形で利用者さんと向き合う仕事として、介護美容を選ぶ人が増えています。
介護美容とはどんな仕事？
介護美容とは、高齢者や介護が必要な方に向けて、メイク・ネイル・ハンドケアなどの美容を通じたケアを行う仕事です。
施設や在宅を訪問し、「きれいになる時間」「自分らしさを取り戻す時間」を、一人ひとりに合わせて提供します。ただ“見た目を整える”だけの仕事ではありません。
利用者さんの体調や気分、その日のコンディションを見ながら関わることが求められます。そのため、介護職として培ってきた視点や感覚が、自然と活きてくる場面が多いのです。
なぜ介護職出身者が多いのか
介護美容の現場で活躍している人の多くは、もともと介護職として働いていた経験を持っています。
理由はとてもシンプルです。
介護美容でいちばん大切なのは、相手に安心して身を預けてもらう関係性づくりだから。
利用者さんのちょっとした変化に気づいたり、無理のない声かけや距離感を保ったりする力は、介護の現場で自然と身についていくものです。
「今日はここまでにしましょう」
「体調はいかがですか？」
そうした判断ができるのは、 介護職として人と向き合ってきた経験があるからこそ。華やかな技術よりも、相手を思いやる姿勢が何より大切にされる仕事なのです。
美容経験がなくても始める人が多い理由
介護美容と聞くと、「美容の経験がないとできないのでは？」と感じる方もいるかもしれません。
ですが、実際には美容未経験から始めている人も多くいます。その理由は、介護美容において美容は“目的”ではなく、コミュニケーションのためのツールだから。
大切なのは、
- 利用者さんの気持ちをくみ取ること
- その日の体調や気分に配慮すること
- 安心してもらえる時間をつくること
これらは、介護職として培ってきた力そのものです。
美容技術は、学びながら少しずつ身につけていくことができます。それ以上に求められるのは、「人に寄り添ってきた経験」や「相手を尊重する姿勢」。
だからこそ、介護職の経験を持つ人が、無理なく介護美容の仕事に入っていくケースが増えているのです。
介護美容はこんな介護職の方に向いています
介護美容は、すべての方に向いている仕事ではありません。無理におすすめできるものでもありません。
ですが、これまで介護職として働いてきた中で、もし次のような気持ちを抱いたことがあるなら、介護美容という働き方は、相性が良いかもしれません。
利用者さん一人ひとりと、丁寧に関わりたい
流れ作業のようにケアをこなすのではなく、一人ひとりのペースや表情を見ながら関わりたい。
そんな想いを大切にしてきた方にとって、介護美容の現場は、「一対一で向き合う時間」が中心になります。短い時間であっても、その人のためだけに向き合うひとときが、大きな満足感につながることがあります。
夜勤を減らし、日中中心の働き方をしたい
体力的な理由や生活リズムの面から、夜勤のある働き方に不安を感じるようになった方も少なくありません。
介護美容の仕事は、基本的に日中の活動が中心です。そのため、生活リズムを整えながら、無理のない形で介護の仕事に関わり続ける選択肢として選ばれることもあります。
副業という形で、無理なく介護現場に関わりたい
「いきなり転職するのは怖い」
「今の仕事をすぐに手放す決断はできない」
そんな方が、副業や小さな一歩として介護美容を始めるケースも増えています。まずは限られた時間から始めてみて、自分に合っているかどうかを確かめながら続けられる。その柔軟さが、安心感につながっています。
年齢を重ねても、長く続けられる仕事がしたい
介護の現場では、年齢を重ねるほど体力的な負担が増えていくこともあります。
介護美容では、「力仕事」よりも「関わり方」や「気配り」が重視されます。
これまで積み重ねてきた経験や視点が、年齢を重ねるごとに強みになっていく。そう感じられる仕事を求めている方には、ひとつの選択肢になるかもしれません。
「ありがとう」や、表情の変化がやりがいになる仕事がしたい
介護美容の現場では、「きれいになった自分を鏡で見て、ふっと表情がやわらぐ」そんな瞬間に立ち会えることも少なくありません。
大きな成果や数字ではなく、目の前の人の変化が、やりがいにつながる。
そうした価値観を大切にしてきた介護職の方ほど、介護美容の仕事に、自然となじんでいく傾向があります。
次の章では、介護職から介護美容へ転身する人が増えている理由について、もう少し具体的にお伝えしていきます。
介護職から介護美容へ転身する人が増えている理由
介護美容を選ぶ人が増えている背景には、
「今の働き方に違和感はあるけれど、すぐに転職する決断はできない」
という、介護職ならではの悩みがあります。
介護美容は、そんな気持ちを抱えたままでも、無理のない形で始められる働き方として選ばれるケースが多いのです。
働き方の柔軟性
介護美容の特徴のひとつが、働き方の柔軟さです。
活動時間は、1日あたり1〜2時間程度から始められることもあり、フルタイムでの勤務に限られません。
そのため、
- 体力に不安が出てきた
- 家庭やプライベートとの両立を考えたい
- 生活リズムを見直したい
といった理由から、負担を調整しながら続けられる仕事として関心を持つ方が増えています。
段階的に始められる安心感
介護美容は、「今日から仕事を変えなければならない」というものではありません。
今の仕事を続けながら、副業やスポット的な関わり方で少しずつ始めることも可能です。
実際に、
- 週に数回だけ
- 空いた時間を使って
という形で経験を積み、自分に合っていると感じてから、関わり方を広げていく人もいます。
段階的に始められるという選択肢があることで、「失敗したらどうしよう」という不安を抱えずに、第一歩を踏み出しやすくなっています。
介護経験がそのまま評価される
介護美容の現場では、これまでの介護経験が、そのまま強みとして評価される場面が多くあります。
利用者さんへの声かけや、体調や表情の変化への気づき、安心してもらうための距離感。
これらは、短期間で身につくものではなく、介護職として積み重ねてきた経験だからこそ身についている力です。
「一から別の仕事としてやり直す」のではなく、これまでの経験を土台に、新しい関わり方を選ぶ。多くの方が、「いきなり転職しなくてもいい」という安心感を持ったまま、介護美容への第一歩を踏み出しています。
まずは情報収集から始めたい方へ
ここまで読んで、
「もう少し詳しく知ってみたい」
「今すぐ決断するわけではないけれど、頭の片隅に置いておきたい」
そんな気持ちになった方もいるかもしれません。
介護職として働いてきた中で、こうした“立ち止まって考える時間”を持つこと自体が、これからの働き方を見つめ直す大切なきっかけになります。
介護美容マガジンでは、「介護美容って何？」という基本的な疑問から、実際に仕事として続けていくイメージが持てるところまで、ひとつひとつ丁寧に情報をまとめています。
介護美容の具体的な仕事内容や収入事情
介護美容と聞いても、
「実際にはどんなことをするの？」
「仕事として成り立つの？」
と気になる方も多いと思います。
介護美容マガジンでは、介護美容の仕事内容や活動の流れ、収入の考え方などについても、できるだけ具体的に紹介しています。
数字だけを並べるのではなく、「どんな関わり方で、どんな1日を過ごしているのか」が想像できるような内容を心がけています。
介護美容は本当に仕事になる？：未経験からケアビューティストになった長内 麻紀穂さんのリアルな現状とは
ケアビューティストとして働く人の声
実際に介護美容の現場で働く人たちの声は、何よりもリアルな参考になります。
- なぜ介護美容を選んだのか
- 不安だった点はどこだったのか
- どんな瞬間にやりがいを感じているのか
そうした一人ひとりの体験を通して自分が働く姿を、少しずつ重ねられるようになるかもしれません。
2児の母・佐藤さんが語る、介護美容はなぜ“最高の仕事”なのか？
「夢ができたので退職します！」14年の営業職を経てたどり着いた“介護美容”という天職
介護職出身者の体験談
介護美容マガジンでは、介護職として働いていた経験を持つ人たちの体験談も掲載しています。
「介護の仕事が嫌いになったわけじゃなかった」
「でも、このまま続ける未来が見えなかった」
そんな想いから、介護美容に出会った人たちの話は、今まさに悩んでいる方にとって、そっと背中を支えてくれる存在になるはずです。
介護福祉士の「歯がゆさ」を原動力に。平松久実さんが切り拓く「介護美容レクリエーション」という道
介護士から本業ケアビューティストへ：こうあゆみさんが語る介護美容の魅力と未来
実際の働き方や1日の流れ
文章だけでなく、
- どんな場所で
- どのくらいの時間働き
- どんな準備をしているのか
といった具体的な働き方や1日の流れも紹介しています。
「自分の生活に無理なく組み込めるかどうか」を考える材料として、気軽に読んでいただける内容です。
“普通の会社員”がトップケアビューティストへ──箱石志保さんが選んだ介護美容の道
未経験×営業ゼロでも副業で月10万円！林さんの”ちょうどいい”介護美容ライフ
悩んだ経験は、次の選択を考える力になる
介護職として悩んできた時間は、決して無駄ではありません。
むしろ、その悩みがあったからこそ、「自分はどんな働き方を大切にしたいのか」 を考える視点が育ってきたのだと思います。
迷いながらも、利用者さんと向き合い、現場に立ち続けてきた経験は、すでにあなたの中に、たくさんの“軸”を残しています。
今はまだ、「はっきりした答え」は見えていなくても大丈夫です。無理に結論を出そうとしなくていいし、誰かと比べて決める必要もありません。
まずは、 知っておくこと。選択肢があることを、そっと手元に置いておくこと。
それだけでも、これからの働き方を考える土台としては十分です。
介護の仕事を通じて培ってきた経験や感覚は、あなたが思っている以上に、次の選択につながる力を持っています。
焦らず、あなたのペースで。これまで積み重ねてきた時間を大切にしながら、
次の一歩を考えていけますように。
介護美容を学ぶなら専門スクールがおすすめ
介護美容研究所は、高齢者向けのヘア・メイク・ネイル・トリートメントなどの施術技術を学ぶことができるプロスクールで、卒業後はケアビューティストとして活躍することができます。
現在、全国6エリアで展開（東京〔原宿・代々木〕／横浜／大宮／名古屋／大阪〔梅田・心斎橋〕／福岡）しており、これまでに2,900名以上の卒業生を輩出しています（2025年10月現在）。
実践的なスキルを学ぶ現場実習のほか、卒業後の転職サポートも提供しており、学ぶだけでなくキャリアを築くためのサポートが充実しています。
介護美容研究所では、介護美容に興味を持ってくださった方を対象に、カリキュラムの内容や講座料金などの詳細を記載したパンフレットを無料でお送りしています。
興味のある方は、まずは無料で資料をご請求ください。
ABOUT ME
こんにちは！私たちは「介護美容を広め隊」です！
介護現場での「美容」の力は、見た目を整えるだけではなく、その人の心や自尊心にも大きな影響を与えます。介護美容マガジンでは、介護美容の素晴らしさや可能性をもっと多くの人に知ってもらうべく、介護美容にまつわる情報や日々の気づきを発信しています。
私たちは介護美容を実際に取り入れている現場やスクールをサポートする側でもあり、業界のリアルな声や体験談をお届けできることが強みです。
とはいえ、堅苦しい話ばかりではなく、私たちが感じた「美容で高齢者を元気にする喜び」を感じられるような楽しい記事も書いています。読者の皆さんも、私たちと一緒に介護美容の未来を考えてみませんか？
【介護美容を広め隊一同】
