美容部員から介護職へ――その転職の理由とは?

ケアビューティスト――介護美容を生業とするプロフェッショナル。
今回ご紹介する今村歩さんは、その未来を目指してまず介護職に転職しました。
“ビューティーケアワーカー”として現場に立ち、ご利用者さまに美容を届けることから、自分のキャリアをスタートさせたのです。

美容から介護へ、転職のきっかけ
前職を辞めて、介護の世界に飛び込もうと思ったきっかけは何だったんですか?


美容部員として働いていたときに、インスタで介護美容研究所を見かけたんです。ずっと気になっていて…。美容を活かして新しいジャンルに挑戦できるのは面白そうだなと思い、学校に入りました。
そのときB&Cキャリアパークさんから『現場を知るために介護の仕事をやってみませんか?』と声をかけていただいて。介護美容を学ぶ上で高齢者の方のことを知れるのはチャンスだと思い、介護職に挑戦することにしたんです。
学んだことを“現場で活かす”
スクールで学んだ中で、特に役立ったことはなんでしょう?


今は職場で週1回、美容レクの時間をいただいています。フェイシャルやハンド、フットエステなどは導入しやすかったので、学んだことがそのまま役立っていますね。

サポートで安心できた転職活動
未経験からの転職って、不安も大きかったんじゃないですか?


正直、どう探していいか全く分からなかったんです。でもB&Cキャリアパークさんが求人紹介や希望条件の相談まで全部一緒に考えてくださって。とても手厚く、安心感がありました。
未経験からのスタート、不安と成長
介護の現場に入ったとき、一番不安だったことはなんですか?


全部が不安でした(笑)でもベネッセさんで研修期間をしっかり設けてもらえたので、介助の仕方などの不安は解消できました。
働き始めて1年近く経ちますが、今はどうですか?


最初はスクールと並行して週3勤務でしたが、卒業後は“もっと学びたい”と本部長に直談判して勤務日数を増やしました。今は先輩方に教わりながら介護の実務を学んでいます。
子育てと仕事の両立
小さいお子さんが二人いらっしゃると、両立は大変ではないですか?


最初は帰宅するとぐったりでした。でも“キツイ”と感じたことはなくて。今は時短勤務で土日休みなので、前職より家族と過ごす時間が増えました。ありがたいですね。
美容経験が活きる瞬間
元美容部員の経験が役立ったと感じる場面はありますか?


人と話すことが好きなので、認知症の方が不安になったときに声をかけたり、積極的にコミュニケーションを取るのは活きていると思います。美容レクでのマッサージも、心地よい時間を提供できているのかなと感じます。
介護の大変さとやりがい
実際に介護の現場に入ってみて、「大変だな」と感じたことや、逆に「やっていて良かった」と思う瞬間はありますか?


やっぱり実際の介護は大変です。研修で練習していても、ご高齢の方を相手にすると違って…。最初は怖さもありました。
でも、ご入居者様から“ありがとう”と声をかけていただけることが多くて、それが本当に励みになっています。大変な仕事ですが、チームで助け合えるのも魅力ですね。
これからの夢
今後の目標を教えてください!


介護の技術をもっと身につけたいですし、次は実務者研修にも挑戦してみたいです。並行してケアビューティストとしても活動を広げたいので、これから準備を進めていきます。
未来の仲間へメッセージ
最後に、これから挑戦する人へ伝えたいことはありますか?


介護未経験でも、B&Cキャリアパークに相談するのをおすすめします。私自身、挑戦して本当に良かったと思っています。現場を知ることは必ず自分の糧になりますよ。

介護美容を学ぶなら専門スクールがおすすめ

介護美容研究所は、高齢者向けのヘア・メイク・ネイル・トリートメントなどの施術技術を学ぶことができるプロスクールで、卒業後はケアビューティストとして活躍することができます。
現在、東京校・横浜校・名古屋校・梅田校(大阪)・心斎橋校(大阪)・福岡校の6拠点で開校しており、これまでに2,400名以上のケアビューティストを輩出しています(2025年4月現在)。
実践的なスキルを学ぶ現場実習のほか、卒業後の転職サポートも提供しており、学ぶだけでなくキャリアを築くためのサポートが充実しています。
介護美容研究所では、介護美容に興味を持ってくださった方を対象に、カリキュラムの内

