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未経験×営業ゼロでも副業で月10万円!林さんの”ちょうどいい”介護美容ライフ

豊田紘史

「未経験の分野に飛び込むのは不安」
「興味はあるけど、一歩踏み出せずにいるまま…。」

そんな想いを抱えたまま、挑戦を諦めてしまった経験はありませんか?

今回ご紹介する介護美容研究所の卒業生の林さんは、50歳手前で介護も美容も未経験の状態でスタートし、今ではcare sweetで人気のケアビューティストに。
どうやって新しい一歩を踏み出し、Wワークでも安定した収入を得ながら活躍するケアビューティストになっていったのか。
読み終わる頃には「私にもできるかも」と大きな勇気を与えてくれる内容となっているので、ぜひ最後までご覧ください!

ケアスウィートは、全国訪問理美容協議会が全面バックアップする訪問美容サービスのことで、要件を満たした介護美容研究所の卒業生が、技術者として登録することができます。

現在の林さんの働き方

林さんは現在、リフォーム会社のパート勤務とケアビューティストの副業というWワークで活動をしています。

平日の真ん中、火~木曜日にcare sweetの仕事が入ることが多いので、週の初めと週末にリフォームのパートをしているっていう感じですね。

仕事の割合は半々くらい。バランス的には、なんかちょうどいいような。割と忙しくさせてもらってます(笑)

まずは副業からはじめた介護美容の仕事ですが、林さんは自分に合った”ちょうどいい働き方”が実現できているといいます。

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ケアビューティストとしての収入ってどれくらい?

林さんの場合は月に7〜8回のお仕事で、介護美容での収入はおよそ10万円。Wワークでの収入としては申し分ないとのことです。
care sweetで紹介される仕事を中心に、その他にも、自身で契約を結んで施設への訪問も行っています。

また、介護施設でイベントを代行をする企業とご縁があり、そこからの依頼でレクリエーションを担当することもあるそうで、月によってはケアビューティストとしての稼働や収入がさらにアップするといいます。

care sweetをフル活用!Wワークで実現する理想の働き方

一般的な仕事と比べ、拘束時間が短いcare sweetの現場や、その他の介護美容の仕事は、林さんのようにWワークで副業をしている方にとって、非常に相性もよく働きやすいスタイルだといいます。
さらに、林さんはcare sweetを利用するもう一つの理由を教えてくれました。

自分で施設に電話をかけたり、飛び込み営業したりする必要がないので、私のように営業をしたことがなかったり、苦手なタイプの人には本当にありがたいシステムですね。

パートと介護美容の仕事、いい感じにバランスが取れているというか。正直ここまでできると思ってなかったので、自分的に今はすごくいいペースだなと思ってるんです。

自分で仕事のペースをコントロールしながら、care sweetを活用することで未経験からでも着実にキャリアを築くことができ、林さんは理想の働き方ができていると教えてくれました。

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「林さんにお願いしたい」:選ばれるケアビューティストの秘訣

care sweetの現場の中には、「林さん指名」での依頼も入っているそうです。

ある日、いつも通りcare sweetの依頼があり現場へ向かった林さん。普段とは違うメニューのオーダーを受け施術をしたところ、その日から「今後は全部林さんにお願いしたい」と施設からの申し出があったといいます。

現場で『林さんがいい』と言っていただいたことが、恐らくcare sweetの事務局に伝わったんですかね?care sweetでの単発の案件があったときにも、事務局の方から『林さんどうですか?』とお声がけいただいたこともありました。

特別なことは何もしていないと林さんはいいますが、在学中から苦手なものを避けず一生懸命学びに打ち込んだこと、現場でのコミュニケーションや施術に全力を注いだ結果、丁寧な仕事ぶりと温かい人柄が利用者や施設スタッフの心を掴む結果に。
今では事実上その施設専任のケアビューティストとなっただけでなく、「口コミ」という強力な武器を味方に次の仕事へと繋げていきました。

「このままではいけない」:新しい道への第一歩

林さんが介護美容と出会ったのは、コロナ禍で働き方が揺れ動いていた頃でした。

リフォーム会社のパートとして仕事していて。コロナ禍でパートさんや事務員さんが何十人と、結構切られていったんですね。

『いつ自分も切られるかわからない』って、そういう風に思ったんです。

安定していると思っていた日常が崩れ去ってしまうかもしれないー。そんな不安の中で、林さんの心に芽生えたのが”自分でできる仕事を探したい”という気持ち。会社や社会情勢に左右されず、自分の力で仕事をしていくスキルを身につけたいという切実な想いでした。

ある時、『介護美容』っていうのがポンって出てきて。調べているうちにすっごく興味が湧いて。

そんな中で、介護美容研究所がプロデュースするcare sweetの存在を知り、『自分で営業をしなくてもOK』『卒業後に仕事紹介アリ』というところにも魅力を感じ、介護美容研究所への入学を決意。漠然とした将来の不安もありましたが、新たな道へと進んでいきます。

当時50歳手前ぐらいだったんですね。このままなんか普通に人生終わっていくのかって。でも、もっとやりたいこととか、できることがあるんじゃないかって思うようになって。

ちょっと瀬戸際の年齢というか。何か動くんだったら、一歩踏み出すか踏み出さないかで人生変わるなら、踏み出そうって思って。

不安よりも『学ぶ楽しさ』が勝った学習期間

未経験の分野への挑戦は、誰にとっても勇気がいるものです。ですが、林さんの学ぶ姿勢は、私たちの想像をはるかに超えるエネルギッシュなものでした。

介護の仕事をやったことがなかったので、初任者研修も受けて。あと、ネイルスクールも行ってたんですよ(笑)。

コロナ禍でリフォーム会社の仕事が減ってしまった時間を、林さんは「自分への投資の時間」と捉え、介護美容研究所在学中に、介護の基礎を学ぶためのスキル、そして美容スキルを深めるために、学びに没頭したといいます。

周りからは『資格ジプシーじゃない?』なんて冗談っぽく言われたこともありましたけど(笑)結局全部役に立ってる、今に繋がっているなって思ってます。

なんせ未経験なので。元々自分に自信がないっていうのもあって。苦手だなって思うと、ちょっと習いに行く癖があるんです(笑)。

とにかく学ぶことが楽しく、苦に感じることはなかったという林さん。苦手なことからも逃げず、真正面から向き合い克服しようとする姿勢や行動力が、後のケアビューティストとしての活躍に繋がっていきます。

広がり続ける介護美容の可能性と今後の展望

現在林さんは、リフォーム会社のパートとケアビューティストというWワークのほか、ネイル好きを活かしてネイルチップの作成と販売を行ったり、イベントの出店、介護美容を通して出会った仲間が開催するメイク講座のサポートなど、自分の”好きなことを仕事にする”ために、様々なことに挑戦し続けているといいます。
そんな毎日充実した日々を送る林さんに、今後の目標を伺いました。

今の現状でもいいかなって思いつつ…フットケアとかで自宅サロン的なことをやってみたり、会社はやめて介護美容一本でやっていくのもいいのかなと。そんなことも心の内に秘めています(笑)

仕事のバランスは今でも良い感じにとれているので、そういう野望はありつつ、ゆっくり検討していきたいなっていう感じですね。

林さんからのメッセージ

最後に林さんから、介護美容を学んでいる人や、今後挑戦してみたいと考えている人へメッセージをいただきました。

最初は、不安な気持ちはみんなすごくあると思うんですよね。学校に通ったからって、その先が保証されているわけじゃ決してないから。でも、その先どういう風になっていくかは、やっぱり自分次第で道は開けてくると思うので。

私も全くのゼロの素人の状態から始めましたけど、不安に思うよりも、まずは自分で行動してみるっていうのが大切かなって思います。

まとめ

介護も美容も未経験からのスタート。コロナ禍という逆境をバネに、学ぶことを楽しみ行動し続けた結果、人気ケアビューティストへと成長した林さん。

林さんからのメッセージには、これから介護美容を学ぶ人たちへの力強い想いが込められていました。
もし今何かに迷い立ち止まっている人がいたら、ぜひ林さんのように、その一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。
その先に、まだ自分の知らない新しい未来が待っているかもしれません。

介護美容を学ぶなら専門スクールがおすすめ

介護美容研究所は、高齢者向けのヘア・メイク・ネイル・トリートメントなどの施術技術を学ぶことができるプロスクールで、卒業後はケアビューティストとして活躍することができます。

現在、東京校・横浜校・名古屋校・梅田校(大阪)・心斎橋校(大阪)・福岡校の6拠点で開校しており、これまでに2,400名以上のケアビューティストを輩出しています(2025年4月現在)。
実践的なスキルを学ぶ現場実習のほか、卒業後の転職サポートも提供しており、学ぶだけでなくキャリアを築くためのサポートが充実しています。

介護美容研究所では、介護美容に興味を持ってくださった方を対象に、カリキュラムの内容や講座料金などの詳細を記載したパンフレットを無料でお送りしています。

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