敬老の日のギフトは“介護美容を贈ろう”|その利用方法とは?

敬老の日に“介護美容”という選択を
9月15日(月)は敬老の日。
おじいちゃん、おばあちゃんへのプレゼントに「介護美容」が選ばれているのをご存じでしょうか?
敬老の日とは、多年にわたり社会に貢献してきた高齢者を敬い、長寿を祝うことを目的とした国民の祝日です。
実は、敬老の日の起源は、1947年に兵庫県のとある村で始まった「としよりの日」という敬老行事まで遡ります。農閑期で気候が良い9月15日に行われたこの行事は、やがて「老人の日」と改称され、1966年に国民の祝日「敬老の日」が制定されました。
それ以来、毎年おじいちゃんやおばあちゃんに感謝の気持ちを込めて、お花やお菓子などギフトを贈る文化が続いています。
変化するギフトの価値観

しかし近年は、ギフトのトレンドが「物より体験」へとシフトしています。
その中でもいま注目を集めているのが、おじいちゃん、おばあちゃんに「美容」をプレゼントするという新しい選択肢。
美容は見た目を整えるだけではなく、“心に届く”贈り物として高齢者に大きな喜びをもたらします。
特に、自宅や施設で受けられる「介護美容」は、敬老の日のギフトとして広がりを見せています。
敬老の日のギフトに“介護美容”が選ばれる理由

「物より体験」を贈る人が増えているのには、いくつかの理由があります。
最も大きな理由の一つは、誰もが簡単に物を手に入れられるようになった現代において、特別な「思い出」や「経験」が最も価値のある贈り物だと考えられるようになったと言われています。
また、物が豊かな時代だからこそ、相手の好みに合う物を選ぶのが難しくなっているという背景も。
趣味やライフスタイルが多様化する中で、体験ギフトは、単に物を増やすことなく相手の新しい発見や喜びの機会をプレゼントできるという点で喜ばれています。
つまり、「物より体験」というギフトの選択は、単なる流行ではなく「時間や経験を共有すること」を大切にする、人々の価値観の変化を反映していると言えるでしょう。
自宅/介護施設/好きな場所で、特別な美容体験

体験型ギフトは、特定の場所や施設に行かなければならないものが多いですが、介護美容のギフトは、場所を選ばないことが大きな特徴です。
足腰が弱かったり、移動が難しかったりする方、ご自宅で介護を受けている方、施設から出ることが難しい方でも、ケアビューティストが訪問することで、ご自宅や施設で出張エステ、メイク、ネイルといった本格的な美容サービスを受けることができます。
介護美容は、見た目だけでなく「気持ちが元気になる」体験を届けられるのが大きな特徴です。外出が難しいご高齢の方でも、ご自宅や介護施設で施術が受けられます。


どんな施術ができるの?サービス例紹介
多様な美容メニュー

介護美容では、一人ひとりのご希望に合わせた様々なメニューをご用意しています。
例えば、お肌のハリや血色を改善するフェイシャルエステ
お出かけ気分を味わえるポイントメイク
爪を保護し華やかさをプラスするハンドトリートメントとネイルケア
そして写真撮影や来客前に喜ばれるヘアセットなど・・・
ご家族の想いを形にするためのメニューが豊富にあります。
男性にも人気の介護美容

介護美容は男性女性、性別を問いません。
「美容」と聞くと女性だけのメニューだけだと思われがちですが、男性にも受けていただけるメニューが豊富にあります。
特に、足のむくみをとるフットトリートメントや手足の清潔を保つ爪ケアは特に人気。
性別に関係なく、誰もが自分を大切にするケアを楽しみ、いきいきとした毎日を送ることができます。
介護美容を贈る方法は?ギフトの利用方法
介護美容を贈る方法は、主に二つ。
方法1:プロに任せて、心安らぐ時間を贈る

「介護美容のプロに任せたい」という方は、介護美容を専門に取り扱うケアビューティストに相談してみましょう。
主にInstagramなどのSNSを活用すれば、近くでサービスを展開しているケアビューティストを見つけることが可能。専門の知識と技術を持つケアビューティストが、大切な方の心と体に寄り添い、心地よい時間を届けます。
さらに、全国のケアビューティストが在籍する「caresweet」という訪問美容サービスに相談してみるのも方法の一つ。
高齢者や介護施設向けに、ウェブサイトやアプリから手軽に予約できるシステムを提供しています。
「介護×美容」の専門プロフェッショナルスクール「介護美容研究所」を修了し、介護・医療系の資格を持つ技術者が施術を担当するので、安心して任せられるサービスです。
訪問美容サービスCare Sweetとは?

介護×美容の専門教育機関「介護美容研究所」を運営する、「株式会社ミライプロジェクト」が展開する新しい訪問美容サービス。
介護美容を通して、施設内の利用者のQOLの向上や職員採用支援、入居促進をプロデュースしています。また、高齢者専門のケアビューティストが、施設内で安心・安全で楽しい美容プログラムを提供してくれます。

方法2:介護美容を学んで、感謝を伝える

「ありがとうの気持ちを自分の手で伝えたい」「まだ地元にはケアビューティストがいない」という方は、介護美容を学んで自分でプレゼントする方法も。
専門的な知識と技術を習得すれば、敬老の日だけでなく、日常的に美容の時間をプレゼントすることができます。

実際に贈ってみた人の声
実際に介護美容を贈ったご家族や、施術を受けた方々からは、たくさんの喜びの声が寄せられています。
① 祖父にハンドトリートメント
大切な祖父にハンドトリートメントをプレゼント。ただ保湿するだけじゃない、心に届く贈り物だということを実感したといいます。
担当:嶋内さん
「正直どうかなと思ったんです。最初は『そんなんええよ、クリームもったいないやろ』とか、『もう会えるのも最後やな』なんてネガティブな言葉ばかり。
でも施術が始まると、少しずつ『家に帰って酒飲みたいな』『また乾杯したいな』と、未来の話をしてくれるようになったんです。終わった頃には『手がツルツルや、ありがとう』『また会えるの楽しみにしてるわ、頑張るわな』と笑顔に。
最後は一緒に写真を撮って、ほんとに嬉しそうでした。介護美容って、ただのケアじゃなくて“気持ちを前向きに変える贈り物”だなと実感しました。」

② 祖母にケアメイク
孫から祖母へ、メイクとフェイスマッサージをプレゼント。 最初は少し戸惑いながらも、次第に楽しそうな表情に。最後に鏡を見た瞬間、心からの笑顔を見せてくれました。
担当:米田さん
「お祖母様へメイクをさせていただきました。メイクをするのは約一年ぶりとのこと。施術中は、昔の懐かしいお話から普段のデイサービスでのお話、さらに恋バナまで!とても気丈に沢山いろいろなお話を聞かせてくれました。メイクが完成した自分の姿を鏡で見て『はあ〜こんなに変わるなんて!20歳は若返ったと思います!』と大喜び!頬を赤らめながら嬉しそうな表情で何度もありがとうと仰ってくださり、こちらまで幸せな気分になりました。」


敬老の日のプレゼントに、感謝と美容を贈りませんか?
モノではなく「体験」や「気持ち」を贈る敬老の日。
お花やお菓子といった「物」のプレゼントも素晴らしいですが、介護美容は、いつまでも心に残る特別な思い出になります。
見た目の美しさだけでなく、“心のケア”につながる介護美容。
年に一度の大切な日に、感謝の気持ちを込めて、特別な笑顔を届けてみませんか?

介護美容を学ぶなら専門スクールがおすすめ

介護美容研究所は、高齢者向けのヘア・メイク・ネイル・トリートメントなどの施術技術を学ぶことができるプロスクールで、卒業後はケアビューティストとして活躍することができます。
現在、東京校・横浜校・名古屋校・梅田校(大阪)・心斎橋校(大阪)・福岡校の6拠点で開校しており、これまでに2,400名以上のケアビューティストを輩出しています(2025年4月現在)。
実践的なスキルを学ぶ現場実習のほか、卒業後の転職サポートも提供しており、学ぶだけでなくキャリアを築くためのサポートが充実しています。
介護美容研究所では、介護美容に興味を持ってくださった方を対象に、カリキュラムの内容や講座料金などの詳細を記載したパンフレットを無料でお送りしています。
興味のある方は、まずは無料で資料をご請求ください。

